サンドボードって何ですか?
「長さ」: 95p〜140p
「重さ」: 2kg〜4kg
「ボード」: プラスティック・ラミネート/松・カバ木
「ビンディング」: ネオプリ-ンラバー(ゴム)
名前のとおりサンドボードとは砂の上を滑走するオーストラリアで生まれたスポーツです。 ボードの形状は、スノーボードと非常に酷似していて、 砂丘(砂山)の上を板で滑り降りそのスピード感やスラロームを楽しみます。 スノーボード同様、ジャンプ台を作りフリースタイルも楽しめます。
日本ではまだあまり知られていませんが、世界ではサーフィン、スケートボード、 スノーボード等のいわゆる横乗りスポーツと並ぶ一つとして親しまれています。 特に、フランス、ドイツ、アメリカ、南米各国、オーストラリアではとても人気があり今話題のスポーツとして注目を集め、 スラローム及びビックエアーの世界大会も行われています。
サンドボードは砂の斜面とボードさえあれば気軽に遊べるスポーツで、 ウエアーやブーツ等は不要です(基本的には裸足でやります)。 年齢、性別、プロ・アマチュア問わず、初心者からスノーボード上級者まで、 それぞれに合った遊び方で楽しむことが可能です。 また転んでも砂の上ということもあり、よほどに危険なことをしない限りは比較的安全なスポーツです。
サンドボードは夏の間充電中のスノーボーダーにうってつけのスポーツです。 サンドボードシーンを見てみると、スノーボードとよく似ていることに気が付くと思います。 すべり心地も限りなくスノーボードに近く、板が軽いため特にフリースタイルワンメイクジャンプを好むボーダーには最適です。 ライディングスタイルは、スキー場で行うスノーボードというよりも、バックカントリーでパウダースノウを滑走している状態に近く、 スラロームとフリースタイルのどちらも楽しむことができます。 スノーボ−ド人口の多い日本では、 雪を待ちきれないボーダーの夏の遊び又はオフトレーニングとして今後着実に広まっていくでしょう。